こんばんは。さと(@satooon_blogger)です。
自動車保険に「車両保険」をつけるべきか悩んでいる方、多いですよね。
今日は「車両保険はつけるべきか否か」を考えてみます。
こんな人はぜひ読んでください。
- 車両保険を付けようかどうしようか迷っている
- 「一般補償」「限定補償」で迷っている
- そんなに新しい車じゃないから車両保険は付けなくていい
- 古い車だし、事故したら車を買い換えるつもり
- 運転には自信があるし、単独事故は起こさない
最低でも「限定補償」は付けたい
結論としては「限定補償」でかまわないので付けるべきです。
理由は後述しますが「絶対に避けられない&全額自己負担」案件が発生する可能性があるからです。
補償の範囲
車両保険には「一般補償」と「限定補償(一般補償以外)」の2種類があります。
補償の範囲はかなり違いますので、ざっと以下の表にまとめました。
損害の理由 | 一般補償 | 限定補償 |
自動車との衝突・接触 | ○ | ○ |
単独事故 | ○ | ✕ |
自転車との接触 | ○ | ✕ |
当て逃げ | ○ | ✕ |
転落・転覆 | ○ | ✕ |
落書き・いたずら | ○ | ○ |
飛来物・落下物 | ○ | ○ |
火災・爆発 | ○ | ○ |
台風・竜巻・洪水・高潮 | ○ | ○ |
盗難 | ○ | ○ |
盗難 地震・地震による津波・噴火 | ✕ | ✕ |
自損事故や当て逃げが心配であれば一般補償、保険料を抑えたいのであれば限定補償という感じです。
ポイントは「飛来物・落下物による破損」
で、ここで重要なのは「飛来物・落下物による破損」です。
その名の通り、飛んできた何かによって車が破損した場合に補償の対象となります。
車両保険を選ぶ際、「自動車事故をするかしないか」が焦点になりがちですが、実はこの「飛来物」がかなり曲者です。
この「飛来物」でよく発生するケースが、飛び石です。
飛び石は、一発で車両保険を付けなかったことを後悔するほどの精神的・経済的ダメージを受けます。
【体験談】飛び石はマジでブルー
先日、出勤途中に飛び石をくらったときの話です。
対向車のタイヤが弾いた石が、ふわっと視界に入りました。
避ける間もなく「パシッ」とフロントガラスに当たり、運転席側の端から10センチほどのヒビが入ります。
「これぐらいなら次の車検までこのままいくか」
と気楽に考えていました。(本当はダメです)
その日の仕事が終わって、車に乗り込んだときに気づきました。
「ヒビが伸びてる…」
10センチ程度だったヒビが、20センチに伸びてました。
さらに翌朝には40センチになり、そのまた次の日にはフロントガラスの中央までヒビが伸びました。
さすがにヤバいと思い、知り合いの働いているディーラーに行きます。
予想はしていたけど、やはり言われました。
「あー。交換だね」
温度差による膨張で、あっという間にヒビは拡大するそうです。
そもそも警察に見つかったら一発アウトだそうな。
まあ仕方ない。
で、いくらかな?と聞くと、
「フィットの純正ガラスなら、諸々込みで」
「12万弱かかるよ」
「他社のフロントガラスなら8万くらい」
わーお。
石一発で8万。
そしてこのフィット、車両保険に入ってませんでした。
毎日車を運転していて18年間無事故無違反なので、運転は気をつけているという自負がありました。
「自分の不注意で起こる自損事故は絶対しない」
「古い車だし、もし事故にあったら買い換える」
と考えていたので。
でも、修理代が中途半端すぎる。。。
例えば「修理代が20万かかるよ」
とかなら、買い替えも視野に入れるのに。
結局、8万払ってフロントガラスを交換しました。
保険料節約のためにネットの自動車保険に加入したのに、この飛び石で今まで節約してきた分が全て吹き飛んだかたちです。
あいたー。
結論|車両保険はケチらないほうが良い
飛び石はブルーだよという記事になってしまいましたが、自動車同士の事故以外にも車が破損する危険は多々あります。
年間数万円をケチって一撃で十数万が飛んでいかないよう、早めの対策をしておくべきです。
また、最近のフロントガラスは高価で、20万近くする車種もあるそうです。
年々高価になっていく自動車。
何もなければそれで良し。
何かあったときのための「保険」なので、何かが起こる前にしっかりと見直しすることをお勧めします。
では。