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【レビュー】TIMEMORE(タイムモア) C2

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こんばんは。さと(@satooon_blogger)です。

突然ですが、愛用していたカリタのコーヒーミルが豆を挽かなくなってしまいました。

というわけでひとつレベルアップするために、新しいコーヒーミル「TIMEMORE(タイムモア) C2」を購入しました。

見た目から挽き心地まで、全てが高いクオリティのTIMEMORE C2

今日はそんなコーヒーミルのレビューです。

なぜTIMEMORE C2?

ひとくちにコーヒーミルと言っても数多くのメーカーがあります。

TIMEMOREとカリタ以外にも、HARIO、ポーレックス、デロンギ、KINGrinderなどなど。

その中でTIMEMOREを選んだ理由はいくつかあります。

申し分ない見た目

僕はものを選ぶとき「見ていて飽きないか」を重要視します。

どれだけ機能的で便利でも、見た目がイマイチだとただの”モノ”としてしか扱わなくなるからです。

このTIMEMORE C2は、見た瞬間に「欲しい!!」と感じたフォルムでした。

もし性能が全然ダメでも机に置いて眺めたいほど。

一目惚れとはこういうことを言うのでしょう。

ステンレス製の臼

大多数のコーヒーミルは、コーン式とかコニカル式とか言われる臼状のカッターで豆を粉砕します。

カッターの材質で豆の挽きやすさが激変するので、ステンレスの臼はずっと気になっていました。

余談ですが、このカッターの素材で大きく値段が変わります。

以前使っていたカリタのコーヒーミルはセラミックの臼で、お値段3,000円。

TIMEMORE C2はステンレス製の臼で、8,000円です。

最高峰と言われるコマンダンテの臼はニトロブレードという素材でできており、切れ味も桁違いだそうです。(使ったこと無いですが)

ちなみにコマンダンテのコーヒーミルは約50,000円。

さすがに買うのをためらう金額です。

手動で挽くにはちょうど良い容量

このTIMEMORE C2、一度に挽ける豆の量は20gです。

一人分がおおよそ10gなので、二人分ということになります。

少ないといえば少ないですが、手動の場合はこれくらいがちょうど良いです。

そこまで大人数の豆を挽く機会がないし、そもそも大量の豆を挽くときは電動ミルを使います。

できる限りコンパクトなコーヒーミル。

理想的です。

手頃な価格

「手動のコーヒーミルが8,000円」

これだけ聞くと安いと感じる人は多くないかと。

電動ミルが買える値段だし。

うちで使ってるデロンギの電動ミルがだいたい7,000円くらいです。

ですが、見た目と重厚感と臼の材質と挽きやすさ。

これらのクオリティを知れば8,000円は必ずしも高い買い物ではなくなります。

レビュー

それではここからが本題です。

TIMEMORE C2がどれだけコスパに優れた製品かをご説明します。

外観 〜 ドットがおしゃれ

長年愛用するアイテムは、やはり見た目が重要です。

TIMEMORE C2は表面にドットのような加工がしてあり、これが高級感を醸し出しています。

細身なので持ちやすいうえに、このドットが滑り止めになっているので、極細で挽いても全然疲れません。

本体の他には蓋付きハンドルとブラシ、収納袋が付いています。

うーん、良い感じ。

木目が基調のアンティークのようなコーヒーミルも良いですが、TIMEMORE C2のように無機質なコーヒーミルも置いてみると絵になります。

ミルをたくさん持っている人の気持ちがやっと分かりました。

使用感 〜 あっという間に挽ける(マジで)

前述しましたが、本体は細身なうえにドットが滑り止めの役割を果たしているので、挽く際にはほとんど力がいりません。

初めて挽いたときにはちゃんと挽けてないんじゃないかと感じる程の手応えのなさで、心配になったほど。

カリタのコーヒーミルが挽けなかったうちの次男(小2)がTIMEMORE C2でサクサク挽いていたので気のせいではありません。

しかも粗挽きではなく、マキネッタ用の極細です!

豆を挽く時間を測ってみたところ、10gの豆を挽くのにわずか25秒!

ちなみにカリタは1分です。

疲れ具合を加味するとTIMEMORE C2の圧勝です。

これだけは声を大にして言いたい。

「マジであっという間に挽けます」

気になる点があるとすれば

メリットしかない製品などこの世に存在しません。

TIMEMORE C2も例外ではなく、デメリットをあげるとすれば以下の2点です。

静電気がハンパない

オールステンレスの弊害か、挽いた豆が静電気でとにかくあちこちにくっつきます。

下の画像は豆を挽いた直後です。

底部のカップはもちろん、粒度を調整するダイヤルも粉だらけになり、毎回ハケで粉を落とさないといけません。

浅煎りに近ければ近いほど、その傾向があります。

試しに深入りの豆を挽いたら全然くっついていませんでした。

こちらの画像は深入りの豆を挽いた後です。

ほとんどくっついていません。

表面に湿気があると静電気は発生しないようです。

でも僕は使ったら毎回ブラシで手入れをしているので、そんな人にとっては大した問題ではないかもしれませんね。

金属のこすれる音がする

底部にある挽いた豆が入るカップは、くるくると回して取り外します。

その際に金属を擦り合わせた音がしますが、これが苦手な人はちょっとやめといた方が良いです。

ちなみにうちは妻と子ども二人とも、この音が苦手です。

素材を見れば「まあそうだよね」と思いますが、こういうのは買ってみないと分かりませんよね。

まとめ|初心者こそおすすめ

総合的に見ると恐ろしいほどにコスパの良いコーヒーミルです。

買い替えを考えている方はもちろん、

コーヒー豆を挽いてみたいけど、面倒くさそう」

と思っている方にもうってつけのミルです。

静電気や金属音のようなデメリットはありますが、これが気にならない人は買って後悔することはありません。

粒度の調整も簡単で、挽いてるうちにダイヤルが緩んでくるということもありません。

分解して手入れできるので、調子が悪くなっても自分で何とかできます。

何よりステンレス製の臼がこの価格で手に入るのはとても嬉しいですね。

まだ家でコーヒー豆を挽いたことが無い方は、入門としてぜひ買ってみて下さい。

コーヒーのある生活にどんどんハマってくることうけあいです。

ではまた。